現在、三線を5本ほど所有しています。製作中のものや胡弓もあるので、もう少し増えることになるかもしれません。
私のように、複数本もたれている三線愛好家の方は結構いらっしゃって、このサイトのお問い合わせから感想をご連絡いただくこともよくあります。
そんな皆さんに共通の悩みかもしれません。三線って、3本以上あると置き方に困りませんか?
沖縄のご実家に暮らされている方や、広いお家に住まれている方は床の間なんかがあって三線を飾られている様をよく見かけます。しかし、私のように地方から都市へ移住し、マンション住まいの方も多いはず。
スペースないんですよね。床の間もないんです。三線を愛でたい気持ちはあるものの、一本一本並べるわけにはいかないのです。
そんななか、私がついに出会った究極の三線立て、スタンドをご紹介します。宮城県の木工のプロ、真栄工芸さんに特別に作っていただきました。このブログを見て欲しい!と思った方は、真栄工芸さんのInstagramから問合せしてみてくださいね。
組み立ては工具いらずで作るの10分。さすが木のプロの技
何より感動するのが組み立ての容易さです。某家具メーカーのDIY商品で散々棚を作らされた身からすると、この手のものは汗だくになってひたすらネジを回したりドリルで穴を開けるイメージがありました。
いえいえ違います。そこは木工のプロです。一切ネジは使いません。材料はたったのこれだけ。
そして私が一番感動した瞬間。
木を差し込んだ後、開いた隙間に付属の木片を差し込むと、驚くほどのフィット感!これぞプロの技。
さらに今回はギタースタンドと違って、三線の前にバチ置きを作ってもらいました。場所もサイズも完璧でした。
最後にキャスターを取り付けて完成。後ろ側の二つはストッパーがついてるのでとても便利。ほぼ手で回して簡単に取り付けられますが、最後の締め付けだけは付属のスパナで締めます。
完成した三線スタンドはこちらです。三線と三線の間もスペースをとったので、取り出す時にぶつかる心配もなく、素晴らしい出来上がりです。
現在は塗りに出している三線が数本あるため、空きスペースに祖母の形見の三味線とギターを一緒に置いてみました。
全然他の楽器もいけるので、三線とギターをやられている方などは、これ一つで収納可能です。バチ置きは木ダボを差し込んでるだけですので、簡単に取り外しできます。ギターを置く場合は外さないとボディーにあたります。サイズ的にはアコギもいけるんじゃないのかな。
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