沖縄は南風原町にある、みなみ三線店。那覇の中心部から車で20分前後の場所にあります。オーダー三線を中心に製作するみなみ三線店の枝川さんは、沖縄県立博物館・美術館館長賞を受賞する腕前。伝統工芸士の銘苅春政氏を師事し、三線製作の若手のなかでも随一で、ファンも多い。

沖縄県三線製作事業共同組合とは、沖縄県の三線製作職人が集う協同組合。現在15カ所ほどの三線製作者が集い、三線製作の技術向上などに取り組んでいる。

ここに加盟する職人さんのなかで伝統工芸士が数多く出るなど、技術力が高いことでも安心できるところです。

加盟している三線工房の完成三線を実際に試奏できるので、非常に魅力的な場所です。

三線 東京販売などで検索しても出てこない、でも東京で三線や関連商品を探すなら、この銀座わしたショップがオススメです。

わしたショップとは、よくある各地方都市のアンテナショップのことですね。位置としては有楽町と言ったほうがいいのかも。東京メトロ有楽町駅のD9出口から徒歩1分ほどで着きます。売り場は地下１階。

三線の販売（15挺ほど展示されてます）と、カラクイや弦、バチ、三線ケース、など、一通りのものはここで揃います。

小田急線秦野駅から徒歩10分ほどのところにある楽器屋さんです。メインはギターやベースなどなんですが、数本三線が置かれています。私が訪れた際（2015年4月)には、３本販売されてました。そのいずれも八重山黒木のものらしい（出所不明）。なかでも工芸士の照屋氏の真壁型(38万円)はシラタの入り方が美しく、良い音でした。

この楽器屋さんは三線専門店ではなく、沖縄の三線製作者と直取引のある方から仕入れてるとのことでした。そういう意味では、沖縄に太いルートがあるわけではなさそうですが、実際に手にとって弾いて音を確かめられるのが店の良いところ。

地下鉄谷町線の天神橋6丁目駅から徒歩3分ほどのところにある三線販売店。店内は狭いですが、20挺ほどの三線が並んでます。下は19,800円の入門用人工革三線から、上は45万円の黒木の三線まで。なかでも、工芸士の渡慶次道政氏の三線が販売されてました（45万円のもの)。

20挺のうち4~5本試しに弾いてみましたが、私が一番しっくりきたのは13万円の久場ぬ骨型のもの。45万円の三線は弾き心地、音ともにしっくり来ず。改めて三線は値段よりも実際に弾いて自分の好みに合う音かどうかが大事なんだなって実感しました。この店には6弦三線も置かれてましたよ。

お近くに行った際には是非立ち寄ってください。工工四やバチ、スタンド等小物も揃ってます。

以前、銀座のわしたショップで思いがけない三線の展示数にワクワクしたので、福岡も期待を込めて訪れてきました。が、残念ながら福岡はさほど大きな三線コーナーはありませんでした....。展示数は５挺。そのうち4挺は同じもののようです。すべて入門用の強化張り三線でした。入門用三線をお求めの方はここで全然問題ないですが、本格的な三線は置いてありません。珍しい棹が２本ついた三線もありましたよ。

ただし、三線関連の小物(弦やカラクイなど)や書籍(工工四や教本もあり)、CDはそれなりにありました。